このTシャツはさんそデザインさんが昨年9月に開催された、「表現万博vol.00」というイベントで作られたTシャツです。

表現万博では子どもたちがイラストをデザインしました。といってもいきなりイラストを描くのが難しい子もいます。そこで、「○×△を組み合わせてイラストにするという」小冊子を作り、子どもたちがイラストを描く時のヒントにしてもらいました。

イラスト一つ一つには、イラストを描いた子どもたちの思いがこもっています。例えば山と車、テントを描きキャンプを表現した作品には、「遊びに行く人、行けない人皆に来てほしい」とコメントが添えられてます。

集まったイラストは手刷りでTシャツにプリントされ、表現万博の会場で販売されました。自分の描いたイラストのTシャツが売れると、イラストを描いた子どもにデザイン料が支払われます。「作品を描く→Tシャツにする→販売会を通して価値の交換をする」という一連の流れを楽しく体験するというイベントが、表現万博でした。

今回寄贈いただいたのは展示用に制作されたTシャツたち。でも一つ一つのイラストが本当に温かく、受け取った子どもたちも大喜びでした！

子ども「（送迎）車に乗ったらさっそく着替えよう！」

職員「新しいTシャツだから、今着るともったいないよ」

子ども「じゃあお風呂入ってから着る！でも食べこぼししないように気をつけなきゃ」

などと、本当にほほえましいやり取りが繰り広げられました。

表現万博、ご興味を持たれた方はさんそデザインさんのInstagramをご覧になってください。

さんそデザインの髙木さん、野田さん、本当にありがとうございました！